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なぜ英語を勉強するのか考えてみる

先日の記事『「○ヵ月で英語がペラペラに」なる?!甘い言葉にご用心』では、英語学習には継続が大切というお話をしました。

言うは易し、行うは難し。
それが「継続」です。

毎年元旦に、「今年は日記をつけよう!」と目標を決めて、その年の終わりまで継続できている人は、何割くらいいるでしょうか?

「今年こそはダイエットをするぞ!!」と目標を決めて、成功した人の割合はどのくらいなのでしょう?

ある調査によると、新年の誓いを立てた人の8割が失敗するそうです。

でも、なぜ失敗するのでしょうか?
それは、「継続するだけのモチベーションが上がらないから」です。

ある日思い立って、何か継続するべき対象を決めた時は、かなりモチベーションが高いです。
どんなに飽きっぽい人でも、3日位は続くでしょう。

でも、多くの人は、1週間、1ヵ月、3ヵ月・・・と時間がたって、やる気がだんだん薄れてきて、半年後には「なんか目標立ててたっけ?」的な感じになってしまうわけですね。

思い立って、その時の感情で、その時はやる気になったものの、日々の「やらなければならないこと」「習慣になってついやってしまうこと」に呑まれて、英語の勉強は後回し。
そうこうしているうちに、なんだかやる気も薄れてそれっきり・・・というパターンにおちいったことのある人は少なくないはずです。

中には、「だって、飽きっぽいのは性格だから仕方ないんだよ」って思っている方もいると思います。
でも、継続できないのは、飽きっぽい性格だけが原因ではないのです。

それでは、何が原因で続かないのでしょうか?

それは、英語を学習する理由が、他の楽しいことに比べて、ちょっぴり弱いからです。
人間の脳は即効性のある満足感に対する欲求が強いのです。
「なんとなく英語が話せるようになりたい」というレベルの理由では、日々の欲求(遊びたい、TVが見たい、今を楽しみたい!!)に敵うわけもなく、あえなく挫折してしまいます。

ここで、例えば「夏休みに大好きなアーティストが日本に来るから、ファンイベントに参加して本人と話したい!!」という具体的な目的を持っていたとしたら?しかも、すでにイベントへの参加権をあなたが手にしているとしたら?

TVが見たいとか、友達とご飯の前に、「イベントのために、いっちょ英語がんばるか~!」という気持ちになるわけですよね。

1日くらいサボったとしても、「やっぱ やらなきゃ!」という気持ちがイベントまでは継続的に続くわけです。

これが、簡単に言うと継続のメカニズム。
普段のやりたいことを上回る熱量の理由(目的)を見つけること。
英語を勉強する理由に熱量を与えるのです。

そのためには、「なぜ自分が英語を勉強するのか」について掘り下げる必要があります。

スタートは、「なんとなく英語が話せるようになりたい」で構いません。
たとえ「なんとなく」でも思うということは、掘り下げればちゃんと理由があるのです。
今まだ気づいていないだけ。

掘り下げるには、「なぜ?」と自分に問いかけること。
さあ、一緒にやってみましょう。

Are you ready?

なぜ英語が話せるようになりたいのか?
┗→英語が話せると海外旅行に行けるから
 ┗→なぜ海外旅行に行きたいのか?
  ┗→新しい世界や価値観を体験してみたいから!

これが目的です。
では、今度はその目的を実現するのにどうするのか、具体的にイメージしてみます。

具体的にどんなことをしてみたいの?
┗→世界的に有名な美術館を見に行きたい
 ┗→じゃあ、まずはどこの国に行きたい?
  ┗→まずはアメリカから!

これが目標。
(目標・目的については、こちらの記事『英語習得までにかかる時間を具体的にイメージする』も、是非参考にしてみてくださいね^^)

こんな感じで、自分が英語を勉強する理由から、目的を見つけ出すのです。
目的が見つかれば、いつまでに何をするのか、計画(目標)が立てられます。
目標が具体的であればあるほど、そこへは到達しやすくなります。

そして、何よりブレイクダウンした具体的な目標はワクワクとなり、そこには熱量が発生するのです。

熱量が発生すると、勉強するモチベーションにつながり、結果として継続するための推進力となります。

現在、英語を勉強しているけれど、なかなか継続が難しいとお悩みの皆様。
一度原点にかえってみてください。
あなたが、英語を勉強する理由は何ですか?

今回の英語学習におけるヒントは、

なぜ英語を勉強するのか考えてみる」ことです。

想像すること(妄想とも言いますね。笑)は大切です。

「そんなことできっこない」
そんな風に思わないでください。
「絶対にできる」、「絶対にやりたい」
その気持ちが大切です。

できるまでやればいいのです。何度失敗したっていいのですから。
何度失敗しても、成功するまで継続すれば、それは成功になるのです。