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TOEICのリスニングパートで+30点スコアアップする方法

TOEICのListening PART3、PART4のスコアを何とかして伸ばしたい方必見!

今回は、TOEICのリスニングパートがどうしても苦手!という方にぜひ試していただきたいテクニックをご紹介します。

テクニック、と言いましたが、もちろんこれだけで英語のリスニングの能力が上がるわけではありません。

基本的には英語の勉強があってこそのTOEICスコアアップなのですが、英語学習と同時にこのテクニックを使った学習法でトレーニングすると、もっと効果的にスコアを上げることができますよ、というお話です。



TOEICのリスニングパートでスコアアップするためのテクニック、それは「先読み」です。

な~んだ、そんなこと。
知ってるし。

と思った方もいるかもしれませんが、今回は「知っている」を「使える」にするためのヒントをご紹介しますので、ぜひ実際にやってみてください。

驚くほど効果を感じられるはずです。


「先読み」って何?

先読み、というのはTOEICのリスニングパートで問題用紙に印刷されている設問や選択肢に事前に目を通しておくことです。

予め設問や選択肢に目を通しておくことによって、PART3の会話やPART4のトークの内容をある程度予測することができます。

心の準備ができることで、予備知識なしで聞くよりも、すっと聞き取りやすくなるのです。

また、設問に目を通しておくことで、これから聞かれる質問を効率的に会話やトークから拾い上げることができるようになります。

先読みをしてざっと単語だけでも目で拾っておくことによって、実際に問題を解くタイミングになって設問・選択肢を読む時に、設問や選択肢の意味がスッと頭に入ってくるようになります。


先読みのタイミング

先読みと言っても、どのタイミングで先読みをすればいいの?と思う方もいるかもしれませんね。

小手先のテクニックでTOEICのスコアがアップする勉強法』でも少し触れましたが、先読みのためにはTOEICの構成について知っておく必要があります。

TOEICのリスニング各パートの冒頭に、Directionsと呼ばれる時間があります。

これは、PART1~PART4それぞれがどのような問題で、どのように回答するかを説明している時間です。

このDirectionsが、各PART毎に30秒程度あるので、その時間を使って先読みをすることになります。

計約3分くらいありますので、結構長いですよね。



具体的にはこの表のような感じで、先読みに使える時間があります。


先読みのやり方

  1. PART1のDirections(約1分30秒)が始まったら、Part1の写真をざっと見る。
    ※この時、Part1の最初の写真のページに必ず指を挟んでおいてください(Part3の先読みからすぐに戻れるように)
  2. 次に、PART3の最初の3問(問題番号32~34)の設問と選択肢の内容に軽く目を通す。
    ※この時に先読みした内容は、記憶しなくてよいです(記憶しても、ほかの問題を解いている間に忘れますww)
  3. PART1のDirectionsの「Now, part one will begin.」が聞こえたら、PART1が始まるので、すぐにPART1のページに戻る。
  4. PART3のDirections(約30秒)が始まったら、Part3の最初の3問(問題番号32~34)をもう一度読み、今度は内容を頭に入れる。


先読みは次の会話・トークの分まで

先読みですが、読める分は先に読んだ方がいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、基本的には次の会話・トークの3問分が先読みできれば十分です。

さらに次の会話の設問を読んだとしても、次の会話を真剣に聞いているうちに内容を忘れてしまうのと、次の会話とさらに次の会話の設問がごっちゃになって、かえって混乱してしまうことになります。

次の会話を先読みすることで、早く回答できるので、その早く終わった分をさらに次の先読みにあてる、というサイクルで先読みを回していくのがベストです。


先読みのいいサイクルを作る

PART3の場合、Directionsの時間を使って問32~34までの先読みをしますが、問35以降の先読みの方法について説明します。

PART3,PART4の各会話・トークは以下のような構成になっています。

会話を聞くときは設問を読まずに会話を聞くことだけに集中し、最初の2問の音声が流れる間に3問を解き、最後の3問目の設問が流れてから次の会話に行くまでの約10秒間を次の会話の先読みにあてます。

「Number thirty-four」と聞こえた時点で、問35~37の先読みに入っているのが理想。
図にするとこんな感じ↓



クリックで拡大できます。


先読みを止めて元の問題に戻るタイミング

PART3の先読みに真剣になりすぎるあまり、PART1の出だしを聞き逃してしまった!という方もいるのではないでしょうか?

各パートが始まる前のキーワードをしっかりと覚えておいて、そのキーワードが聞こえたらすぐに該当PARTの最初の問題に戻るようにしましょう。

各パートが始まる前のキーワード

  • PART1:Now, part one will begin.
  • PART2:Now, let us begin with question number two.
  • PART3,4:And will be spoken only one time.

PART3,4はさらっと最初の問題が始まってしまうので、特に注意してくださいね。

リスニングは最初をしくじると、精神的に立て直すのが難しいです。


必ずトレーニングをすること

頭ではわかっていても、実際にやってみると意外と難しいことがわかります。

まず、Directionsを聞かずに先読み、と簡単に言っても、英語が耳から入ってきて、つい聞いてしまいます。

先読みに集中できないのです。

また、30秒という時間の間隔は、分かっているようでいて、意外とわかっていないものです。

実際に30秒という時間を計ってみてください。
思っている以上に長いと感じると思います。

各Directionsの30秒で、先読みの設問3問分+選択肢に目を通すトレーニングをしてください。

時計がなくても分かるくらいに、何度も何度も練習して、身体に覚えこませることができれば、先読みができたも同然です!


まとめ

TOEICのリスニングパートでは、先読みが得点アップのカギです。

各PARTのDirectionsの時間内に、次の会話・トークの設問+選択肢の先読みができるように、何度も練習しましょう。

Directionsの間にPART3の先読みをすることで、PART3の最初の会話の3問を、そしてPART4の先読みをすることでPART4の最初の3問は確実に正解して、計6問、+30点スコアアップを狙いましょう!

ラクして英語力を向上させることは確かに難しいのですが、そうは言っても効率的な学習方法はありますので、今回の先読みテクニックを駆使して、効果的に学習していくことが大切ですね。




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