自分の英語力を客観的に知るには(TOEIC・英検の受け方)
以前の記事『英語の基本文法がわかるかどうか』では、英語学習を始めたばかりの方が、基本文法を理解しているかどうかを自分で確認する方法をお伝えしました。
今回は、英語の基本はできているけど、英検やTOEICを受けたことがないので、今の自分のレベルがどのくらいなのかしら?と疑問に思っている方に読んでいただきたい記事です。
(英会話スクールのレベルチェックを受けて客観的に自分の英語レベルを知りたい方はこちらの記事『無料で英会話レッスンを受ける』も参考にしてみてくださいね。)
英語の試験はたくさんありますが、本記事では、英語laboでは受けるメリットが大きい(費用対効果・時間対効果の高い)「英検」と「TOEIC」にフォーカスをあてています。
(『英検とTOEIC どちらを受ける?』についての記事はこちらからどうぞ。)
自分の英語レベルがわからないと、どうやって参考書を選べばよいか迷うところですね。
TOEICや英検の参考書もたくさん出ていますが、TOEICや英検を受けたことがない人にとっては、どれを買ったらいいんだろう??と迷いに迷うところでしょう。
TOEIC、英検ともにスコア・級それぞれの段階において、「できることリスト」(TOEIC:スコアの目安 / 英検:Can-doリスト)というのがあり、それぞれのレベルでできることが具体的に定義されています。
まずは、これらのできることリストと自分ができることを比較して、自分の英語力が今どのあたりにいるか検討をつけましょう。
たとえば、英検準2級には
という項目がありますが、実際に自分の興味や関心のあることについて簡単な文章を書くことができるかどうか試してみます。
もしできなければ、1つ下の級の内容を確認して、できるかどうか再度挑戦。
3級の内容がクリアできて、準2級が難しいな、と思ったら、準2級を受けるとよいです。
ポイントは、英検の場合、受かる級を受けるのではなく、一つ上のレベルの級を受けて英検の勉強を通して英語力の向上を図ります。(合格すること自体が目的ではなく、その合格の過程での学習を通して、自分の英語力がアップするところが目的です。)
TOEICの場合も同様に自分のレベルを確認し、現状できることの一つ上のレベルを目標にし、それに合った参考書を選びます。
たとえば、
はクリアできているけれど、
は難しい場合は、760点とか800点をターゲットにした参考書を選びます。
自分に合った参考書を選ぶことが、試験勉強を通して、最も効率よく英語力をアップできる秘訣です。
今回の英語学習におけるヒントは、
「自分のレベルを知り、そのレベルにあった教材を使う」ことです。
せっかく勉強するのですから、効率よく英語力アップしたいですよね。
この記事が、みなさんの英語レベルを客観的に知るきっかけになれば、うれしいです。
以下に英検とTOEICのそれぞれのレベルでできることを、オフィシャルページから引用しました。
英検・TOEICのオフィシャルページにより詳細な内容がグラフや表を使ってわかりやすく記載されているので、確認してみてくださいね。
今回は、英語の基本はできているけど、英検やTOEICを受けたことがないので、今の自分のレベルがどのくらいなのかしら?と疑問に思っている方に読んでいただきたい記事です。
(英会話スクールのレベルチェックを受けて客観的に自分の英語レベルを知りたい方はこちらの記事『無料で英会話レッスンを受ける』も参考にしてみてくださいね。)
英語の試験はたくさんありますが、本記事では、英語laboでは受けるメリットが大きい(費用対効果・時間対効果の高い)「英検」と「TOEIC」にフォーカスをあてています。
(『英検とTOEIC どちらを受ける?』についての記事はこちらからどうぞ。)
自分の英語レベルがわからないと、どうやって参考書を選べばよいか迷うところですね。
TOEICや英検の参考書もたくさん出ていますが、TOEICや英検を受けたことがない人にとっては、どれを買ったらいいんだろう??と迷いに迷うところでしょう。
TOEIC、英検ともにスコア・級それぞれの段階において、「できることリスト」(TOEIC:スコアの目安 / 英検:Can-doリスト)というのがあり、それぞれのレベルでできることが具体的に定義されています。
まずは、これらのできることリストと自分ができることを比較して、自分の英語力が今どのあたりにいるか検討をつけましょう。
たとえば、英検準2級には
興味・関心のあることについて簡単な文章を書くことができる。
という項目がありますが、実際に自分の興味や関心のあることについて簡単な文章を書くことができるかどうか試してみます。
もしできなければ、1つ下の級の内容を確認して、できるかどうか再度挑戦。
3級の内容がクリアできて、準2級が難しいな、と思ったら、準2級を受けるとよいです。
ポイントは、英検の場合、受かる級を受けるのではなく、一つ上のレベルの級を受けて英検の勉強を通して英語力の向上を図ります。(合格すること自体が目的ではなく、その合格の過程での学習を通して、自分の英語力がアップするところが目的です。)
TOEICの場合も同様に自分のレベルを確認し、現状できることの一つ上のレベルを目標にし、それに合った参考書を選びます。
たとえば、
自分宛てに書かれた簡単な仕事上のメモを読んで理解できる(600~695)
はクリアできているけれど、
自分の仕事に関連した日常業務のやりかたについての説明を理解できる(700~795)
は難しい場合は、760点とか800点をターゲットにした参考書を選びます。
自分に合った参考書を選ぶことが、試験勉強を通して、最も効率よく英語力をアップできる秘訣です。
今回の英語学習におけるヒントは、
「自分のレベルを知り、そのレベルにあった教材を使う」ことです。
せっかく勉強するのですから、効率よく英語力アップしたいですよね。
この記事が、みなさんの英語レベルを客観的に知るきっかけになれば、うれしいです。
以下に英検とTOEICのそれぞれのレベルでできることを、オフィシャルページから引用しました。
英検・TOEICのオフィシャルページにより詳細な内容がグラフや表を使ってわかりやすく記載されているので、確認してみてくださいね。
■ 英検 Can-doリスト ■
引用:【英検オフィシャルページ】http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/cando/list.html1級
・社会性の高い幅広い分野の文章を理解することができる。
・社会性の高い幅広い内容を理解することができる。
・社会性の高い幅広い話題についてやりとりをすることができる。
・社会性の高い話題についてまとまりのある文章を書くことができる。
準1級
・社会性の高い分野の文章を理解することができる。
・社会性の高い内容を理解することができる。
・社会性の高い話題について、説明したり、自分の意見を述べたりすることができる。
・日常生活の話題や社会性のある話題についてまとまりのある文章を書くことができる。
2級
・まとまりのある説明文を理解したり、実用的な文章から必要な情報を得ることができる。
・日常生活での情報・説明を聞きとったり、まとまりのある内容を理解することができる。
・日常生活での出来事について説明したり、用件を伝えたりすることができる。
・日常生活での話題についてある程度まとまりのある文章を書くことができる。
準2級
・簡単な説明文を理解したり、図や表から情報を得ることができる。
・日常生活での話題や簡単な説明・指示を理解することができる。
・日常生活で簡単な用を足したり、興味・関心のあることについて自分の考えを述べることができる。
・興味・関心のあることについて簡単な文章を書くことができる。
3級
・簡単な物語や身近なことに関する文章を理解することができる。
・ゆっくり話してもらえば、身近なことに関する話や指示を理解することができる。
・身近なことについて簡単なやりとりをしたり、自分のことについて述べることができる。
・自分のことについて簡単な文章を書くことができる。
4級
・簡単な文章や表示・掲示を理解することができる。
・簡単な文や指示を理解することができる。
・簡単な文を使って話したり、質問をすることができる。
・簡単な文やメモを書くことができる。
5級
・アルファベットや符号がわかり、初歩的な語句や文を理解することができる。
・初歩的な語句や定型表現を理解することができる。
・初歩的な語句や定型表現を使うことができる。
・アルファベット・符号や初歩的な単語を書くことができる
■ TOEIC スコアの目安 ■
引用:【TOEICオフィシャルページ】http://www.toeic.or.jp/toeic/about/result.html900~990
・自分の専門分野の高度な専門書を読んで理解できる。
・英語を話す人達が行っている最近の出来事・事件についての議論を聞いて内容を理解することができる。
800~895
・英語で書かれたインターネットのページから、必要な情報・資料を探し収集できる。
・職場で発生した問題点について議論をしている同僚の話が理解できる。
700~795
・会議の案内等の社内文書・通達を、読んで理解できる。
・自分の仕事に関連した日常業務のやりかたについての説明を理解できる。
600~695
・自分宛てに書かれた簡単な仕事上のメモを読んで理解できる。
・ゆっくりと配慮して話してもらえば、目的地までの順路を理解できる。
500~595
・電車やバス、飛行機の時刻表を見て理解できる。
・打ち解けた状況で、 "How are you?""Where do you live?" "How do you feel?" といった簡単な質問を理解できる。
400~495
・看板を見てどんな店か、どういったサービスを提供する店かを理解することができる。