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TOEIC SW試験を初めて受験してみた感想


前々から一度受けてみたいと思っていた、TOEIC Speaking & Writing試験。
重い腰を上げ、ついに受けてきました。

試験日は、2018/2/18の回。

今回はTOEIC SWテストについて、私が受験した感想と、試験の一連の流れについてシェアしたいと思います。

同じTOEICの試験とは言え、TOEIC LRテストと異なる部分が多くて、戸惑うところも多かったです。

一番不安だったのは、受験票がないこと。笑

【受験案内】というタイトルのメールは届くのですが、申込受付完了のお知らせと、当日の試験の案内が書かれているもので、いわゆる受験票ではないのです。

私はアナログ人間なのか、受験票がないという試験は初めてで、何となく不安になりながら試験会場に向かったのを覚えています。。。
(一応エンジニアなんですけどねww)




◆試験当日の様子◆

当日、メールに記載されていた会場へと向かいます。

私は、14:00スタートで、受付が13:15~13:30の間。

会場は地下鉄の駅から徒歩五分のビル。
雰囲気的に、情報系の専門学校のようです。

私は、13:10分くらいに会場についたのですが、受付のお兄さんにそのまま待合室に案内されました。

すでに4人くらい私の前に来て待っている人たちがいて、私も空いている席に座りました。

誓約書のようなもの(試験の内容を公開しませんみたいなことが書かれています)にサインして、一緒に配布されたアンケートに答えます。

誓約書のような書類に受付番号が書いてあります。(受験番号ではないみたいです。到着順にふられる管理番号みたいなものかと。)

契約書とアンケートのほかには、受験のしおり(パウチ加工されたもので、あとで回収される。PCの操作方法などが記載)が置かれていたので目を通します。

TOEICテスト時は、受験のしおりなどは結局家に買ったら捨てるので、ペーパーレス化への取り組みはとてもいいと感じました。

13:30になったら、受付番号順に呼ばれます。

試験会場に入る直前に写真撮影をし、試験管が席まで案内してくれます。

案内された席に座ると、PCの画面に先ほど撮った写真と、自分の名前や生年月日、住所が表示されています。

ハイテクだなー(笑)。

表示内容に間違いがなければ、自分のタイミングで試験開始。

ここまでペーパーレス化が図れるならば、ほかの試験もこういう風にしたらいいのに、と思わずにはいられません。

試験会場は、20席くらいの小さな部屋でした。
低いパーティションで切られた連続した机にPCとヘッドセット。

基本的に隣の声は丸聞こえ。が、ヘッドセットをしているので、集中していれば、それほど気にならないと思います。(ボリュームを上げておけば、問題が聞き取りにくいということもありません。)

先にSpeakingなので、最初の方だとまだ誰もしゃべっていないので、ちょっと恥ずかしいかもしれませんね。

受付番号が最後になってしまった場合も、みんなSpeakingが終わってWritingしているので、これはこれで恥ずかしいかも。

なので、試験当日は、早すぎもせず遅すぎもしないようなタイミングで受付できるとベストだと思います。(難しいですが・・・)




◆試験を受けてみた感想◆

今回初めてTOEIC SWテストを受けてみて感じたこと。

それは、英語力だけではなく、ビジネススキル(臨機応変さ、まとめる力、文章力、簡潔さ、ポイントを掴む能力)が試されるのだということ。
そもそも英語というよりは、日本語力の問題かもしれません。

普段から、色々なことに興味を持って、それについて自分の意見を述べる習慣をつけておいた方がいいと感じました。(これは日本語でも大丈夫。色々な事象に対して、自分なりの考えを持つということが大事。)

つまり、ロジカルな思考力を養うことが英語での会話の瞬発力を鍛える第一歩ということです。

また、短い時間(15秒や30秒という単位で)で言いたいことをまとめておく練習が必要です。

15秒は、自分が思っているよりも結構長いです。一度時間を計って練習してみるとよいでしょう。

アナウンサーが秒単位の発話訓練をすると聞いたことがありますが、そのやり方を真似てみるといいかもしれないですね。

メモは取れないので、聞こえる英語はなるべくイメージとして頭の中に記憶していく訓練をするとよいでしょう。(イメージで覚える方が人間の脳はたくさん覚えられるため)

今回私はほとんどTOEIC Speaking & Writingの勉強はしなかったのですが、公式問題集は買って、試験の大まかな流れや出題形式はつかんでおいたのが、とてもよかったと思いました。

初めてSWテストを受ける人は、必ず出題形式は事前に確認しておいてください。

どういう感じの問題が出て、準備時間は何秒あって、何秒で話さなくてはいけないのかというのを知っておくのと知らないのとでは、試験当日のリラックス度が全然違うと思います。

話す・書くというOUTPUTの試験においては、一夜漬けの勉強ではあまり役にただないと思います。
TOEIC LRテストの方はマーク4択式なので、わからなくても適当にマークしておけば、運が良ければ点数が稼げますが、TOEIC SWテストの方は全て自分で回答を作り上げなければいけないので、普段からどれだけ英語を使いこなしているか、というところがカギになります。

英語はスポーツのようなものだと私は思っていて、理論だけ学んでも話せるようになりません。スポーツ理論を理解しても、実際の選手になれないのと同じです。

基礎的なトレーニングを積んで初めて応用ができるようになる。これは英語も同じだと思います。



今回SW試験を受験して、TOEIC LRテストで、ある程度(500点くらい)スコアをとれるようになったら、SWテストを平行して受けてみると、相乗効果で英語力が格段に伸びると感じました。

TOEIC SWテストの試験勉強は非常に実践的で、この試験の対策そのものが、英語力の向上につながると思いました。

次回は是非TOEIC SW対策をして、もう一度受験してみたい、そう感じた試験でした。




今回の英語学習におけるヒントは、
OUTPUTのできる英語の試験を受けてみる」ことです。




試験対策が、試験のための対策ではなく、英語力そのものを伸ばすことになる、という実感が得られる数少ない試験の一つだと思います。